ポテンツァは3回では意味がない?効果を感じられる回数と期間を解説
院長 黒木 良和
九州大学大学院修了 医学博士
川崎医療福祉大学客員教授
元神奈川県立こども医療センター所長
元聖マリアンナ医科大学客員教授
「ポテンツァ」は、ニキビ、ニキビ跡、小じわ、毛穴の開きのような、幅広い肌悩みに対応する施術時の痛みを最小限に抑えた最新の美肌治療です。
クリニックでポテンツァを施術する場合、数回の施術をまとめた施術料金体系があり、1回の施術で終わらないのか疑問に思うこともあるでしょう。
本記事では、ポテンツァは3回では意味が無いのか、何回施術すれば肌に変化を感じられるかを説明していきます。
ポテンツァは3~4回の治療が必要
ポテンツァは一般的に4〜6週間の間隔をあけて3〜4回の治療が必要と言われています。
施術間隔を短くしすぎると肌に負担がかかるので、様子を見つつ継続的に施術を受けましょう。
ポテンツァとは
ポテンツァは極細のニードルを肌に刺して、針先からRF(radio frequency ラジオ波)エネルギーを直接照射する医療機器です。
肌に穴を開けて創傷治癒力を働かせ、照射するRFによって真皮層まで熱エネルギーを伝えることで、コラーゲンやエラスチンを生成します。
ポテンツァは肌のターンオーバーを促して、肌悩みにアプローチする治療方法です。
また、同時に薬剤の導入も可能で、「ドラッグデリバリー」と言います。
針先からRFを照射すると同時に、薬剤を適切な場所に届けられる特徴があります。
薬剤を真皮まで注入することで、薬剤の効果をしっかりと得ることが可能です。
ポテンツァは3〜5回施術を受けると、施術後1年間ほど効果が継続して感じられるという特徴もあります。
3回で効果を感じる場合もある
ポテンツァは、3~4回以上の施術が必要ですが、肌の状態や悩みによって必要な施術回数が異なってきます。
目的 | 回数の目安 |
軽い肌のたるみ | 3~4回 |
肌のたるみ | 4~6回 |
ニキビ・ニキビ跡 | 4~6回 |
軽い肌のたるみの改善を目的とした施術の場合は、3〜4回の施術で効果を感じられます。
中等〜重度の肌のたるみの改善や、ニキビ・ニキビ跡の改善が目的の場合は4〜6回の施術が目安です。
軽度の肌のたるみ治療でも、3〜4回の施術が目安なので、ポテンツァは最低3回は治療する必要があると言えますが、一人ひとりの肌の状態で回数は異なるので、医師に相談してみると良いでしょう。
TOKYOひまわりクリニックでは、経験豊富な医師がカウンセリングと施術を行っています。
安心して施術が受けられるので、少しでも興味がある方は気軽にTOKYOひまわりクリニックにご相談ください。
ポテンツァの効果はいつから感じられる?
ポテンツァは、最低3回の施術が必要ですが、1回目の施術後からニキビ跡や小じわ、肌のハリツヤの改善を実感できます。
ポテンツァの効果を最大限に感じられるのは、施術から約2週間〜4週間です。
それから徐々にポテンツァによる効果が薄れます。
治療後2~4週間に実感
ポテンツァは約1週間のダウンタイムを経て、治療後2〜4週間ほど、最大限に肌の改善を実感できます。
ポテンツァは即効性が高く、施術直後でも効果が発現しやすいのが特徴です。
1回の施術では効果がない?
ポテンツァは、1回の施術でも効果は十分に実感できます。
しかし、施術後4週間を過ぎると効果は薄れていきます。
1、2回目の施術でもポテンツァの効果は発現しますが、効果を継続するためには何回か施術を受けるべきです。
ポテンツァは繰り返し施術していくことで、肌の状態が安定していきます。
効果が安定するのは3回目以降
ポテンツァの効果は、3回目以降から安定していくと言われています。
個人差はありますが、1、2回目の施術で大きく変化を感じられます。
一方で、3回目以降からは変化の振れ幅が小さく感じることもあるかもしれません。
ポテンツァによる変化をあまり感じない分、肌が良い状態で安定していると言われています。
ポテンツァの回数を重ねていくことによって、効果が高まり、持続しやすくなります。
また、ポテンツァを繰り返し受けることで得られるメリットは、さらに高い効果を得られ、効果の持続期間が長くなることです。
元々の肌の状態や施術箇所によってポテンツァの回数は異なってくるので、クリニックで相談することをおすすめします。
まとめ
ポテンツァによる肌の変化は1回目の施術後から感じられます。
ただ、継続して効果を感じられ、肌の状態が安定してくるのは3〜4回目からです。
繰り返し、継続して施術を受けることが大切です。
個人差はありますが、3回で効果を実感できる場合もあるので、まずは医師の方に相談することをおすすめします。
そこで、ポテンツァを検討している方は、再生医療・美容医療に特化している、TOKYOひまわりクリニックに相談してみてください。
患者様の症状や要望に合せた、適切な治療を提案しています。