NKM Plus免疫細胞療法

NKM plus免疫細胞療法とは

NKM免疫細胞療法に特殊な加工を施し
より抗がん効果を高めた治療法

私たちの身体の中では、日々数多くのがん細胞が生み出されています。
その一方で、人の体には優秀な免疫システムが備わっており、通常であればがん細胞は速やかに除去されてしまいます。
しかし、 この優秀な免疫システムにも限界があります。加齢や病気、喫煙などの様々なストレスに晒された免疫細胞たちは、次第にがん細胞を破壊しきれなくなります。 こうして積もり積もったがん細胞たちはいずれ腫瘍を形成し、がんを発症させます。

自己免疫疾患を防ぐ「免疫チェックポイント分子」

これらのストレスは細胞そのものを変化させることがあり、その一つとして、細胞表面に特定の抗原を露出する現象が挙げられます。
この抗原は 、細胞同士がコミュニケーションを取る際に目印の役目を果たします。
細胞にはそれぞれ抗原を認識するセンサーが備わっており、このセンサ ーを介した細胞間のやり取りによって免疫応答が制御されています。
これらの免疫応答に関わる抗原は「免疫チェックポイント分子」と呼ばれ、この分子を認識することによって免疫抑制を促し自己免疫疾患(過剰な免疫反応によって味方の細胞まで攻撃してしまう現象)の発生を防いでいます。

がんによる免疫抑制を阻害する作用を持つ、
免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」

一方、がん細胞はこの機能を逆手に取り、免疫システムからの攻撃を免れています。がん細胞は特定の抗原を持つ免疫細胞と遭遇したとき、センサーを介してその免疫細胞の攻撃能力を抑制してしまうのです。
1992年、京都大学の本庶教授によって新たな免疫チェックポイント分子が発見され、「PD-1」と名付けられました。この発見は後に「オプジーボ」と呼ばれる免疫チェックポイント阻害薬の開発へと発展し、本庶教授はその功を評価され、2018年ノーベル医学・ 生理学賞に輝きました。

これまでがん患者の血液から得られた免疫細胞は、度重なるがん細胞との遭遇により、 既に抑制状態になってしまっているケースが多数報告されていました。 そこで当院では、そのような患者様に対しても十分な免疫治療を受けて頂くため、 新たな免疫細胞療法を開発いたしました。

NKMplus免疫細胞療法のメリット

01

NKM免疫細胞療法より、さらに抗がん効果を向上。

02

副作用のリスクを最小限に抑えることができます。

詳しくは当院にお問い合わせください。

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