エクソソームはダーマぺンよりも点滴がおすすめ
院長 黒木 良和
九州大学大学院修了 医学博士
川崎医療福祉大学客員教授
元神奈川県立こども医療センター所長
元聖マリアンナ医科大学客員教授
目次
エクソソームって何?
エクソソームは、人体におよそ100兆個あるとされている細胞から放出されている伝達物質のことで、身体のあらゆる細胞から出ています。
この伝達物質は、様々なメッセージを身体の臓器や細胞に届ける役割を果たすことから、再生医療の現場で注目されています。
エクソソームは、傷ついた細胞や老化してしまった細胞を、活性化させることもでき、身体が本来持っている再生能力を高めることができます。
そのため、エクソソームを体内に取り入れることで、全身の若返りが可能となると注目されているのです。
臨床試験結果も報告されている
エクソソームを肌に導入することで、コラーゲン生成が最大6倍・エラスチン生成が最大3倍、細胞が最大80倍増加したというような結果も報告されています。
個人差はあるものの、これらの結果が出ていることから、エクソソームを肌に導入することは、美肌効果、肌老化の予防、肌の若返りに効果的であると言えるのです。
エクソソームで期待できる効果とは
エクソソームを肌に取り入れると、抗炎症・肌の若返り(しみ、シワ)・乾燥・毛穴の改善などの効果が期待できます。
・抗炎症
エクソソームは、傷ついた細胞やその周辺の組織を修復することができる力を持っています。そのため、炎症が起きている部分を落ち着かせ健康的な状態に戻してくれます。肌の赤みやにきびなどへの効果を期待できます。
・肌の若返り(しみ・シワ)
エクソソームは、肌のターンオーバーをサポートしてくれます。肌のターンオーバーが正常かされることで、しみやシワもできにくくなるのです。
・乾燥
エクソソームは、線維芽細胞の働きを活性化してくれます。これによりコラーゲンやエラスチンなどの生成がサポートされ、肌に潤いを与えることができます。
・毛穴
肌の乾燥が改善することで、肌にハリや弾力が戻るので、毛穴も目立ちにくくなります。
エクソソームの注入方法は?
エクソソームを肌に導入する場合、様々な方法で注入することができます。
水光注射
細かな針のついた機械で肌を吸引しながら美容成分を注入する水光注射は、比較的ダウンタイムが短く、直後から肌に艶感が出ると人気の施術です。
水光注射でもエクソソームを注入できますが、導入薬剤として使用しているクリニックとそうでないクリニックがあります。
エレクトロポレーション
エレクトロポレーションは、ダウンタイム無しで受けることができる治療です。イオン導入よりもさらに高い浸透力で、肌に美容成分を導入します。
ダウンタイム無しでエクソソームを導入したいという場合は、エレクトロポレーションはおすすめです。
ただし、こちらもクリニックによっては、導入薬剤としてエクソソームが用意されていないことがあります。
プラズマシャワー
プラズマシャワーは、プラズマを照射して薬剤の吸収性を高めることができる施術です。こちらもダウンタイムが無い施術となっています。
プラズマの力で殺菌できるので、ニキビが気になる場合はプラズマシャワーは最適です。ただし、プラズマシャワーの後に使用する薬剤としてエクソソームが用意されているかどうかはクリニックにより異なります。
ダーマペン
ダーマペンは、肌に針で傷をつけることで、肌が本来持っている自然治癒力を引き出せる施術です。施術の際に美容成分を浸透させることで、浸透力をさらに高めることができるため、エクソソームとダーマペンを組み合わせた施術を行っているクリニックも多いです。
エクソソームは点滴がおすすめ
エクソソームを肌に導入したい場合、様々な方法がありますが、肌に導入する方法では、導入した部位だけでしか働いてくれません。
もし、全体的な若返りを図りたいというのであれば、点滴がおすすめです。点滴の場合、エクソソームを全身に巡らせることができます。
エクソソームの点滴の頻度は?
エクソソームの点滴は、1回でも何らかの変化が実感できるものですが、1回だけで終了となる施術ではありません。
定期的に点滴をすることで、全身の細胞の若返りを期待できます。
目安回数は、1週間から2週間に1回、まずは3回ほど受けてみてください。
エクソソーム点滴はひまわりクリニックへ
エクソソーム点滴を受けたいという場合は、ひまわりクリニックへご相談ください。
ひまわりクリニックでは、エクソソーム点滴を行っております。開業から20年という歴史あるクリニックで、最先端の再生医療治療を提供しています。
従来のエクソソームと比較してさらに純度が高いピュア・エクソソームを点滴しますので、安心して受けて頂けます。